理事長挨拶
平素より当法人の医療・介護事業に格別のご厚情を賜りまことに有難うございます。
当法人の歴史は昭和22年8月に斎藤医院を開設したことから始まります。
小さな診療所から地域の信頼と時代に合った医療活動を展開し、昭和48年に医療法人を設立し斎藤労災病院を開設いたしました。
現在、病院は、急性期の一般病床、慢性期の医療療養病床を有し、地域医療の中核病院として幅広い診療をおこなっています。
当院を代表する治療法に高気圧酸素療法があります。1952年第二次世界大戦後に多発した潜水病治療のため、国の命を受け当院の前身である財団法人労災協会病院に日本で初めての治療装置が設置されました。現在は千葉県でも数少ない第2種装置(多人数収容可能な大型の高気圧酸素治療装置)を配備し、さまざまな治療をおこなっております。
また健康管理センターでは、各種健康診断・人間ドック・巡回健康診断・健康診断後の体制を整えており、病気の早期発見早期治療だけでなく病気を発病させない一次予防と健康の保持増進にも力を入れております。
更に、急速な高齢化に対応すべく平成21年5月に有料老人ホームあんしんかん(有料老人ホーム、通所リハビリテーション、居宅介護支援事業所)を、令和2年4月に介護医療院「なごみかん」を開設し、地域の皆様の医療と介護に貢献できるように取り組んでおります。
理念として『全人的医療の提供と保健に貢献する』を掲げ、信頼される病院・施設になるべく職員一同努力してまいりました。その一つとして対外的な評価である日本医療機能評価・人間ドック健診施設機能評価・労働衛生サービス機能評価をいち早く取得し、現在も更新しております。
これからも医師をはじめ医療・介護・全スタッフのレベル向上を目指しながら、皆様に満足いただける医療と介護サービスを提供してまいりたいと思います。
今後とも当法人へ変わらぬ御高配とご支援をお願い申し上げます。